壁紙の測り方の基礎知識
壁紙の有効巾は一般的には92㎝ですが、リフォームするのにお使いになれる巾は、
ジョイント部分(つなぎ目部分)を切り落とすので88㎝~90㎝になります。
ここでは、解りやすいように、壁紙の巾を90㎝に統一してご説明します。
必要数量の計算で、割り算を行いますが、
少数点以下は必ず切り上げで計算してください。
四捨五入や切り捨てにすると、材料が足らなくなる可能性があります。
壁紙には「無地壁紙」と「無地でない(模様の入った)壁紙」があります。
無地壁紙は、表面に模様もデザインの印刷もなく、
難しい作業もなく貼っていけます。
無地でない(模様の入った)壁紙は、表面に凸凹や印刷などの模様が入っており、
その模様同士を合わせながら貼っていく必要があります。
模様は、壁紙によってデザインや大きさが異なります。
この大きさの事を、一般的にリピートと呼びます。
リピートの大きさは、壁紙によって異なり、26㎝や30㎝など様々です。
ここでは、解りやすいように、1リピートを30㎝に統一してご説明します。
無地でない(模様の入った)壁紙は、
このリピートの連続で一枚の壁紙になっているのです。



無地 壁紙の測り方
壁紙の有効巾は90cmです。
無地には、織物調や石目調など様々なバリエーションがあります。
壁紙の測り方は、最初にお部屋の壁の寸法を測ります。
1.天井から床までの「高さ」
※壁と床の見切りとして巾木(写真参照)がある場合は、
その高さを壁紙の天井から床までの高さから引いて下さい。
2.壁の端から端までの「横巾」
この2点を壁1面ごとに測りましょう。

さぁ、実際に壁のサイズを測ろう!
壁紙の測り方は、お部屋の壁の寸法を測ることから始めます。
まず、天井から床までの「高さ」と、「横巾」を壁一面ごとに測りましょう。
無地でない(模様の入った)壁紙の測り方
無地でない(模様の入った)壁紙は通常、
何㎝か毎のパターンの連続で1枚の壁紙になっています。
縦の模様のパターンを縦リピート、
横の模様のパターンを横リピートと言います。
縦リピートを合わせないと、壁紙の横の模様があいません。
必要数量を計算するのに必要なのは、縦リピートです。
ここでは、30㎝毎に同じ模様が繰り返される壁紙、
縦リピート30㎝の壁紙を仮想してご説明します。

さぁ、実際に壁のサイズを測ろう!
壁紙の測り方は、お部屋の壁の寸法を測ることから始めます。
まず、天井から床までの「高さ」と、「横巾」を壁一面ごとに測りましょう。
壁紙の必要数量の目安
一般的に必要な数量となります。お部屋により異なる場合がございます。
不明点がありましたらお問合せください。
※無地でない(模様の入った)壁紙は、リピートによって必要な数量が異なります。